老後資金は絶対必要なのだが・・・

私も含めて日本国民の全てが期待と希望を抱いていた「年金」の安全性が大いに揺らいでいる。
実は、今朝方、社会保険庁から「ねんきん特別便」なるものが妻宛に届いた。「５０００万件の確認中の記録の中に、あなたの記録と結びつく可能性のある記録があるため、お知らせします」というメッセージがついていた。
「年金支給額が増える可能性が高いので・・・（中略）・・・社会保険庁事務所におこしいただくか、ねんきん特別便専用ダイヤルにご連絡をお願いします。」というなんとも”あいまいな””理解しにくい”一言も書き添えてあった。

私が２００３年から投資のアドバイスをいただいている「自分年金クラブ」を主宰している浅井隆氏が、２００７年７月３１日に出版された「もう、自分年金を作るしかない！」にも記載されている一文に以下のような文節がある。
「年金資金は国民が社会保険庁に納めたものではない。将来の給付のために預けたものに過ぎない。そのため、給付や運用以外には極力使わないのが筋だろう。しかし、社会保険庁職員は年金資金（そのお金そのものやそれに関する情報）を勝手に使い、私物化していたことが再三取り上げられてきた。以下にいくつかの例を挙げてみよう。
・職員が保険料四〇〇万円を紛失し、消費者金融から借金して穴埋めしたが結局、返済できず事業所から着服した。などなど。

ところが・・・
年金があてにならないことが明白になってきている昨今、独り言のように、社会保険庁の悪口を言ったところで、自分の将来の展望は何も見えてこないし、何も変わらない。
老後資金は、自分自身の手で何とかするしかない！！
これが２００３年に私が出した結論である。

今から５年前の２００３年、たまたま書店で手にした、浅井隆氏の書籍「２００３年、日本国破産〔番外編〕もう、自分年金を作るしかない！！」という１冊の本との出会いからすべては始まった。
真実を自分の目で確かめるために、思い切って上京し、彼の経営する「第二海援隊」を訪れ、そして浅井氏の講演会で確信に変わった。

お陰さまで自分年金が書籍に記載されている具合に増え続けている。
そのとき、勇気のある決断をした自分自身を褒めてやりたい。